長野県の介護施設より ご相談があり

製作いたしました。

普段使いの 上下つながったオールインワンです。

ボトムには外出着を思わせるデニム風ニットを利用。 部屋の中でも外出でも 重ね着もできるので 3シーズン利用のできるアイテムです。

トップスは肌に優しく快適に動けるニット生地

冬用には よく伸びる靴下もドッキングしました。

認知症や知的障害者の脱衣を防ぐために 開発されたものですが、

実はデザインの良さ、着心地の良さは、そもそも脱ごうという思いを起こさせないという利点がありました。

『着心地がよいから脱がないんです』

施設職員様の言葉は、服の構造や作りばかりを考えがちな自分にとり 衝撃的なものでした。

<脱いでしまう>その行動は なぜ起きるのか、

それを深く 追求し考える必要があったのです。

柄違いを何種類もご提供したので、

選ぶことの楽しさも 感じていただき

毎日穏やかに過ごされているようです。

介護する側がより負担なく 利用者様の笑顔を見ることで よりよいサポートができるのだと思います。 それが 衣服を工夫 変えることにより 実現できるのであれば

非常に簡単なことではないでしょうか。